日本の高速鉄道にある高レベルの技術


安全への考え方

日本の高速鉄道である新幹線は、最高速度を抑えるようになってきました。その理由は、速度をあげなくても、安全性が重要だからです。鉄道の事故は、各国で起きています。ブラジルでは、過去に数年で大きな事故を起こしたところは入札させないといったことまで規制を掛けているのです。これは、事故を起こせば、それだけで多くの死亡者を出してしまうようなことに繋がるからであり、国としての政策も問われることになるでしょう。

新幹線には、ATCがシステムとして存在します。運行管理を集中しておこなっていくための鍵で、自動列車制御装置のことです。前方の車両との距離や速度を計算し、カーブなどの情報も加味することで、最適な速度を割り出していく装置です。

安全に運行するためには欠かせませんが、何かの問題でダイヤが遅れた時にも、最適な速度を計算していくことによって、安全に時間を取り戻していくことができるのです。インドが中国の高速鉄道をやめて、日本の技術を導入することになったきっかけのひとつとも言われています。

安全であることは、なによりも大切です。確実に輸送できることになるのですから、リスクを減らすことができるようになるでしょう。人命が絡んでくる高速鉄道である以上、なによりも抑えておかなければいけないポイントになるのです。